浮気の証拠になるもの、ならないもの
浮気の証拠になるものには、決定的な証拠と補助的な証拠があります。また、浮気を疑う根拠にはなっても、証拠にならないものもあります。本記事では、浮気の証拠になるもの、ならないものについて解説していきます。
浮気の証拠になるもの〜決定的な証拠〜
離婚調停や裁判で効力のある浮気の物証を集めようと思ったら、ずばり、不貞行為(性行為)をしていた事実を証明するものでなくてはなりません。
例えば、ラブホテルに出入りする写真や映像などです。
浮気の証拠になるもの1.不倫現場の写真
ラブホテルに出入りする写真は決定的な浮気の証拠になります。
シティホテルに出入りする写真、浮気相手の家に出入りする写真は、決定的な浮気の証拠にしたいのであれば、3回以上の写真が必要となります。
いずれも、撮影日時付きであることが必要です。
浮気の証拠になるもの2.不倫現場の動画
写真と同じように、浮気現場の動画も決定的な証拠です。
浮気現場の種類や、撮影回数、撮影日時などの条件は、写真の場合と同様です。
動画の場合、音声付きであれば、写真よりも更に強力な浮気の証拠となるものです。
浮気の証拠になるものを集めるなら探偵に依頼
意外に、離婚調停や裁判で認められる浮気の証拠を集めるのはなかなか大変です。
確実に浮気の証拠になるものを掴みたい場合は、プロの探偵事務所に依頼することをおすすめします。
浮気の証拠になるもの〜補助的な証拠〜
浮気の証拠になるものには、決定的な証拠能力はないものの、複数を集めることで効力を発するものや、証拠を補助するものもあります。
浮気の証拠になるもの3.メール・SNSの履歴
相手が浮気をしている場合、スマートフォンやパソコンでのやり取りが多くなることがあります。
そのため、メールやSNSの履歴を調べることができれば、浮気の証拠を見つけることができる可能性が高くなります。
例えば、浮気相手とのやり取りがあった場合、それを確認することができます。
浮気の証拠になるもの4.通話履歴
通話履歴は、浮気の証拠として重要です。
特に、相手との通話時間や回数が通常と比べて増えた場合、浮気をしている可能性が高くなります。
また、通話中に相手と浮気をしているという発言があった場合、それも証拠となります。
浮気の証拠になるもの5.GPS情報
スマートフォンやカーナビには、GPS機能が搭載されていることがあります。
そのため、相手の位置情報を調べることができます。
もし、相手が普段と異なる場所にいたり、急に移動していた場合、浮気をしている可能性が高いです。
GPS情報は、相手が嘘をついている場合でも、真実を明らかにするための証拠として活用できます。
浮気の証拠になるもの6.第三者の目撃証言
浮気の証拠として、第三者の目撃証言も重要です。
例えば、浮気現場に近くに住んでいる人などがいます。
そのような人々から聞いた情報は、浮気の証拠として使用できます。
ただし、第三者の情報は、あくまでも証拠の一部であり、その人の主観的な見解が含まれている可能性があることを忘れてはなりません。
浮気の証拠にならないもの
浮気を疑う根拠にはなっても、浮気の証拠にならないものを以下に紹介します。
浮気の証拠にならないもの1.嫌疑をかける行動
浮気を疑ったとしても、パートナーが何らかの行動をとったからといって、必ずしも浮気をしているとは限りません。たとえば、スマートフォンを常に手元に置く、急に外出が多くなった、帰りが遅くなったなど、単に忙しかったり、別の理由がある場合があります。
浮気の証拠にならないもの2.知人の話
パートナーが浮気をしているという話を、友人や知人から聞いた場合、必ずしもその情報が正確であるとは限りません。また、意図的に噂を流された可能性もあります。第三者からの話は、参考にはなりますが、そのまま真実と信じ込むことは避けるべきです。
浮気の証拠になるもの、ならないもの、まとめ
本記事では、浮気の証拠になるもの、ならないものについて解説してきました。
浮気が疑われる場合には、パートナーの行動や態度を注意深く観察し、可能であれば証拠を収集することが重要です。
ただし、証拠があっても、その結果については慎重に判断し、冷静な対応を心がけましょう。
感情のままにパートナーを問い詰めても、白を切られたらもともこもありませんから。